Brett AndersonのCoal Black Mornings 翻訳ブログ

Brett Andersonの自伝翻訳ブログです!

CBM その34

ブレ様自伝翻訳行きます! 文法とかふわっと勉強して雰囲気でふわっと訳してます! それをご了承いただける方のみご覧ください。原典読まれた方で、明らかにおかしい箇所ありましたらご指摘のほどお願いします。誤字脱字のご指摘もお願いします。

 

 父は軍事遺物を集め始め、彼の呼び物はナポレオンのような海軍の剣で、彼はそれを誇らしげに僕らの小さい灰色のタイルの暖炉の上に掲げるのだった。骨董品の大きさと部屋の寸法のコントラストは滑稽に見えたに違いないが、それは彼が誇りを持って所有した大切な物で、延々と磨き続け、実際に見られたであろう特別な戦いでの使われ方を考察した。数年後、その晩に両親が不在の時に、僕の後先を顧みない即座のパーティーが開催され、押しかけ客の二人がそれを盗み、路上に追いかけ回され、僕の良き友人サイモン・キャンバース、神に感謝するのは、それに反応するのに必要な能力を彼が持っていて、そいつらにラグビーのタックルを食らわしたことだった。

 父が同様に収集し出したのは古い戴冠記念のマグで、それは台所の装飾となり、彼は誇りと喜びを持って生き生きとエドワード3世、おそらくは稀な人物で、退位した王になった。それは母が怒り狂った際に壊されたけれども、僕はまだ、その下手くそに接着された不完全な遺品と、その他全ての記念カップを未だに持っている。彼が死んだ時、ブランディーヌと僕はヘラクレスのような力と共に、彼の所有物を整理する胸が張り裂けるような仕事に直面した。わずかなガラクタの中に、僕が本当に欲しかった物があった。傲慢さと俗世間の奇妙な混ざりは、どうにかして彼の人格の重要な琴線に触れたのだった。

 彼がまた愛したのは奇矯で風変わりなビクトリア時代の美術品だった。リストを聞いていない時はエドワードリアのナンセンスな詩を声に出して僕らに読み、「ジャンブリーズ」と「輝ける鼻のどんぐ」といった、狂った4行詩のそれぞれの後、興味深げに考察するのだった。それらの古臭い二行連句から来る中間韻への愛を得ていたのかもしれない。そして、その超現実的な、しばしばそのぞっとする、巨大な虫や自分の指を切断する人びとの挿絵に夢中になった。今日では、僕がよく息子に正に同じ狂った韻文を読んで聞かせ、過去の反映と喜ばしき受け継がれる感覚とのセンセーションを、自分自身よりも何か大きなものの一部になったという自覚を楽しんでいる。