Brett AndersonのCoal Black Mornings 翻訳ブログ

Brett Andersonの自伝翻訳ブログです!

CBM その83

ブレ様自伝翻訳行きます! 訳の分からんままに訳しているゴミ翻訳だということをご了承いただける方のみご覧ください! 原典読まれた方で明らかに違う箇所ありましたらご指摘お願いします。誤字脱字のご指摘もお願いします。

 

 僕たちと彼のつながりはかなりおざなりだったから、若者が持ちがちな、無頓着で紐帯のない関係の中、僕らが帰還した頃、ジャスティンはスピットファイア(Spitfire)や他の多くのバンドに流れて行き、僕らは新しいドラマーを探す必要に迫られ、音楽雑誌に広告を打つことに決めた。その言葉を正確に覚えてはいないが、影響を受けたのはスミスだと名前をあげたのは分かっている。答えてくれた僅かな人間の1人は、マイクというマンチェスター民だった。プレマイセズのリハーサルルームに彼が入って来るまで、彼がマイク・ジョイスだと僕らは知らなかった。僕らはいささか畏れおののいたが、マイクは本当の紳士だった。彼は礼節をもって僕らの普通の曲に耳を傾け、一緒にジャムをし、助言をくれたが、長広舌を振るわず、講義もせず、経験豊かなプロとしても振る舞わなかった。それからの数週間、彼は僕らを彼の翼の元に置き、優しくおじのようなやり方で僕らを育て励まそうとした。彼は僕らの潜在能力を見出したと僕は思いたいのだが、きっと彼は僕らを可哀想に思い遊ぼうとしたのだろう。それはそれとして、ある時バーナードと僕はマンチェスターに電車で行き、彼と彼の妻と過ごした。僕らは貯蔵庫に集まり、「ウィー・ビリーヴ・イン・ショウビズ(We Believe In Showbiz)」というおかしな曲を書き、紅茶を飲み喋って喫煙をして夜まで過ごした。彼は古い苦労話をしてくれて、朝には僕らをピカデリー駅まで送ってくれて、大切にされ、どうしてか身中に入れてもらった感覚を抱きながらロンドンに帰った。数週間後、僕らはロンドンのバッテリー・スタジオを、マイクがプレイする新曲を録音するために予約した。「アート(Art)」は、ギターと共に適切に突き進む力強い獣が「ミート・イズ・マーダー(Meat Is Murder)」のよりロックな瞬間を髣髴とさせるのだった。悲しいかな、またしても僕のボーカルのせいで台無しになり、空威張りと空虚な怒り以上の意味を持とうと曲はもがいた。僕は単純にどうやってきちんとメロディーを齎すのかを学んでいなかった。歌詞は余りにも稠密で性急で、過剰に語ろうとして結局何も言えなかった。物事が移り変わったその時も、僕らは忍耐の技術を学び始めていたのだった。

 約束された曲のリリースは決して実現しなかった。その「レコード会社」は何か期待して待っている価値なんでないことは明らかに分かった。残念なことに、僕らの時期尚早な契約の失敗は、僕らが成功を収めてから、僕らを悩ませるものとして復活し、僕らの行動が逐一顕微鏡的に精査されていた頃に、基準を満たしていない素材の恥ずべきリリースを阻止するために録音を買い戻さなければならなかった。マイクとの時間は非常によい期間として終わったのだけれども、両者共に、彼が本当にバンドに参加したら片寄った不均等なアンバランスがあると思い僕らは友人に留まり、彼はPILと演奏する方向に行き、僕らは他のドラマーを探すことになった。僕は今でもマイクに合うのだが、彼の温かさと情熱がいつでも消えることのない輝きを放つという事実に僕はいつも称揚される。