Brett AndersonのCoal Black Mornings 翻訳ブログ

Brett Andersonの自伝翻訳ブログです!

CBM その61

ブレ様自伝翻訳行きます! 英文法の知識なんて無視! して書いてるので、それをご了承いただける方のみご覧ください。原典読まれた方で明らかに違う箇所ありましたらご指摘お願いします。誤字脱字のご指摘もお願いします。

 

 ロンドンを知っているなら誰でも、フィッツロビアに住むのとフィンズベリー・パークに住むのは随分と違うのは分かるだろう。でも、僕は見窄らしい道とケバブショップと、1ポンドショップ(イギリスの100円均一的店)の前身である安いプラスチックの塊でできた店を愛した。いつだって都市の裏側に刺激され、話と忙しげで毎日拝む王族のビネットを探そうとしていた。僕は自分の滑稽な夢想の周辺をぶらつき、ノートに貯めていた、膨らんでゆく曲のアイディアの湖にそれらのイメージを与えた。地下鉄でふと耳にしたり、トイレで出くわしたぞんざいな落書きのコピーを曲のフレーズとして殴り書きした。「シー(She)」と「ディス・タイム(This Time)」と「マイ・インセイシャブル・ワン(My Insatiable One)」と「サウンド・オブ・ザ・ストリーツ(Sound Of The Streets)」と数えきれない、本当に数えきれない、「どこでもない場所」と奥地とATMとエスカレーターに言及された他の歌のように、ちょっとした旅行から生まれ、都市に撒き散らかれたゴミと漂流物からできた印象派のコラージュの一種を繋ぎ合わせたのだった。都市の汚れた脈拍からの古典辞書の語調を。