Brett AndersonのCoal Black Mornings 翻訳ブログ

Brett Andersonの自伝翻訳ブログです!

CBM その24

ブレ様自伝翻訳行きます! 相変わらずの推敲なしの一気翻訳です。それをご了承の上お読み下さい。原典読まれた方で、明らかな誤訳がありましたらご指摘お願いします。

 

 僕が覚えている初等学校は、赤煉瓦のヴィクトリア朝の村の小学校の一つで、今だに「女子」「男子」と入り口を分けている類であって、熟練された19世紀の石造の遺物だった。それは優しく、比較的幸せな時間だった。夏の、タールマカダム舗装されたぼやけた水彩色の運動場、トチの実遊び、フットサル、一見して不変の、永久の、クレヨンの匂いと饐えた乳の匂いと磨かれた床に全て浸かっていた。困ったことになるのは窶れてイライラしたホールデン女史の亡霊に齎されるだけだった。古風な、少し恐ろしいミュリエル・スパークの小説に出てくるジェーン・ブロディーのような選りすぐりの子供の作品に近づく人だった。彼女は自分のクラスにエリートを確立させようとしていて、励まし、追い立て、優秀であるように期待し、時にはフォークダンスさえした。僕が喜んで報告したいのは、モーリス製の板を持って脚にネクタイを巻いた僕の証拠写真はおそらくほとんど残っていないということだ。学校では過度な親の関わりの前に、一度子供達は教室に運ばれる日々があり、時計が9回鳴ると教師の支配権は確立されるのだった。専制支配は度々悪用された。僕が覚えているのは、ある哀れな子供が、ややターゲットにされた、映画「ザ・ウォール」のワンシーンのように髪の毛を掴まれて階段を引きずり倒されていた。「尻尾は引っ込めておけ!」と言わんばかりに叫ばれながら。ポケットに入る2・3の嫌な出来事を除いて、僕のそこでの時間は比較的楽しいものだった。