Brett AndersonのCoal Black Mornings 翻訳ブログ

Brett Andersonの自伝翻訳ブログです!

CBM その43

ブレ様自伝翻訳行きます! どーしよーもない直訳ですが、それでもいい方のみご覧ください。原典読まれた方で、明らかにおかしい箇所ありましたら、ご指摘お願いします。誤字脱字のご指摘もお願いします。

 

 いくつかの試験を受ける時がやってきた。よし、僕は上手くやった。ヘイワーズ・ヒース第6学校のAレベルコースに眠りながら滑り込んだ。無味乾燥の、パッとしない、画一的な建物の、電車の駅からちょっと上がった所の、中小企業の海と下層中産階級の家の間に身を任せていた。オートホールでは、もし成績が良かったら、自動的に化学と数学の道に導かれ、なんだか退屈な、実用的な工学技術に基づくキャリアに就くことをどうやら運命づけられていた。その理論は、ヘイワーズ・ヒースの総合中学校から来た人間は単純にアーティストやミュージシャンにならなかったから、ということからに違いない。僕はずっと物理学は非常に魅力的だと気づいていたけれども、特にニュートンの力学、それはとてもきちんとして、上品で、やりがいのあるように思われた。それは僕らの教師、ミスター・バンフォード、真実に人に霊感を与え、伝説の一人で、他の人間が退屈で時代遅れだと思っているかもしれないことに、しつこさと生命で充した、本に書かれた教育の錬金術師を助けたのだった。伝説は、彼が教職を辞した後にもあり、彼が期せずして聖職者になったことは、彼の神秘性とカリスマ性をさらに押しやるだけだった。けれども、Aレベルの授業は同様の刺激を僕に与えず、気がつけば勉強にうんざりしていて、自分の選択を後悔した。空虚さを充すために、音楽の魔術と魅惑に再び捕まり、80年台初頭の実験的音がうの全ての纏まりを発見したのだった。ザ・カルト、ジョイ・ディビジョン、ザ・コクトー・ツインズ、リロイド・コール、というようなバンド、そして僕のターン・テーブルの最も重要なレギュラー・バンドがザ・スミスだった。UK・サブスとスティッフ・リトル・フィンガーズを埃っぽい忘れられた僕の蒐集箱に追いやった。中世の王のように、うちしおれ、追放され、退位させられて。